【卓球・ノジマTリーグ】岡山リベッツ・森薗政崇、三部航平と4年ぶりにペア「MVPを獲得して掃除機が欲しかった」

Tリーグ取材記事

取材・写真 マンティー・チダ

2月23日、岡山リベッツは木下マイスター東京とアリーナ立川立飛で対戦し、マッチカウント2-3で敗れて、レギュラーシーズン2位に終わった。

岡山リベッツ#45森薗政崇・#13三部航平ペアは、第1マッチのダブルスに登場。

第1ゲーム、立ち上がりから拮抗した戦いになったが、4-4から森薗のバックハンドで息に流れを掴む。三部もフォアハンドドライブで2連続得点や森薗の好レシーブもあって9-4とリードを広げた。終盤に木下マイスター東京#14張本智和のフォアハンドドライブなど3連続失点を喫したが、前半の貯金がものを言い、11-7でゲームを制する。

第2ゲーム、1-2から森薗がバックハンドやチキータレシーブなどで3連続得点を達成し、たまらず木下マイスター東京ベンチはタイムアウトを請求する。その後、三部の長いサービスで得点を稼ぎ8-4とリードした。木下マイスター東京ペアも、スマッシュを3連発で叩き込むなど1点差まで詰めたが、三部のフォアハンドカウンターショットが炸裂するなど、11-9でこのゲームも獲得し、ゲームカウント2-0で岡山リベッツペアが勝利した。

森薗と三部は2013年・2014年の全日本選手権男子ダブルスを制している。決勝で顔を合わせたのが、水谷隼・岸川聖也ペア。当時史上2組目の高校生ペアによる優勝だった。森薗は「三部とは全日本選手権を連覇後の試合で負けて以来、ペアを組んでいなかった。4年ぶりぐらいに久々に組んだが、久々にしては良いコンビネーションを組めたと思う」と話す。

いくら実績があるとはいえ、4年ぶりにペアを組むとなると厳しい部分もあるが「三部も成長しているし、自分も得意なところ、不得意なところが変わっているので、三部と組むかもしれないとわかった時から、三部の映像をたくさん見て、どこが変わったとかきちんと分析して試合に臨んだ」と森薗のコメントからは、準備万端だった様子が伺える。

一方の三部はこの試合がTリーグ初出場だった。「よく『冷静にプレーしている』と言われるけど、正直めちゃくちゃ緊張していた。序盤サーブを出すときに手が震えていた」とかなりの緊張感を感じながら試合に臨んでいた。「トップ選手や多くのお客さんが入っていたので、1ゲームの最初は初めて出場したので緊張した。1ゲームを取ってから、やっと落ち着いた」と話す。「Tリーグは勝つと楽しい。負けたらわからないが、みんなから『楽しいよ』と言われて、コーチからも緊張している僕を励ましてくれていたので、勝って帰った時は嬉しかった。出場できると思っていなかったので、監督やコーチ・選手の人たちにも感謝している」と1試合出場ながら、大きな刺激を受けていた。

このダブルスで勝負を分けたシーンがあった。第2ゲームで、三部がロングサービスから2本続けてサービスエースを獲得した場面だ。「森薗さんの勝負勘がすごい。これで行こうと考えても、森薗さんを見て状況判断をし、違うなと思ったらすぐに変えていた。あの場面は、2人で小さい声で話し合って決めた思い切った作戦だった」と三部は振り返る。

森薗はこの後のTリーグファイナル、そして2日に開催する世界卓球選手権選考会が控えている。「ファイナルでは、木下マイスター東京も一番勝率の高いペアで挑んでくるだろうと思う。だから当日勝負だと思う。どれだけダブルスを仕上げることができるのか。予想ができない」と当日如何に相手の卓球に対応できるかがカギになる。

最後に「MVPがシングルスだけが残念」と森薗が漏らした。というのも森薗は、ダブルスで全体1位の16勝を飾っている。2位は同じ岡山リベッツ#15上田仁、3位は水谷隼の7勝。これだけ見ても、如何にダブルスで活躍できたかがわかる。

「掃除機無いのですよ。クイックルワイパーと雑巾がけをしている。MVPを取ってノジマさんから頂ける掃除機が欲しかった」と森薗はMVPを獲得したい理由を笑いながらコメントする。そのためにも、プレーオフファイナルで岡山リベッツをダブルスで初代王者に導き、ダブルスの重要性をアピールしたいところだ。

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