【卓球・日本卓球リーグ男子】吉村和弘が東京アート所属で初出場 2勝をあげる

吉村和弘 国内大会取材記事
©マンティー・チダ

文・写真 マンティー・チダ

今季から東京アートとプロ契約を結んだ吉村和弘が、東京アートの選手として日本リーグに挑んだ。シングルス・ダブルスに出場した吉村は、それぞれ勝利を飾り、チームの勝利に貢献した。

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シングルスはストレート勝ち、ダブルスは苦しみながらも勝ちを掴む

吉村和弘

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2nd
吉村 和弘    3-0 村井 桂

第1ゲーム、吉村和弘は2-3からフォアドライブ、フォアフリックなど3連続得点で逆転に成功する。その後、村井桂に1点返されるが、優位に試合を進める。8-5から得意のバックでラリー戦を制して逃げ切る。11-6で第1ゲームを制する。

第2ゲームに入ると、吉村のワンマンショー。フォアドライブ、サーブ、バックレシーブで立ち上がりを制する。1点失うが、バックとチキータなどで連続得点、結局村井の得点を3点に抑えて、あっさり第2ゲームも奪取。

第3ゲーム、気持ちが切れてしまった村井を横目に、3連続得点で優位に進める。日野自動車ベンチはタイムアウトを請求するが、吉村には関係が無かった。フォアドライブやロングサーブで加点するなど、8-0までリードを広げる。村井も意地を見せるが、結局11-3で第3ゲームも奪い、ゲームカウント3-0で勝利して、東京アートの選手としての初陣を白星で飾った。

3rd
吉村 和弘       皆川 朝
坪井 勇磨   2-1     平野 晃生

第1ゲーム、吉村が得意のバックハンドで得点するが、序盤は、日野自動車ペアがリードをする。皆川朝、平野晃生共にフォアハンドドライブで加点し、8-10とゲームポイントを迎えるが、ここで東京アートは、吉村のバックから4連続得点で逆転に成功して第1ゲームを奪う。

第2ゲームに入ると、今度は日野自動車・平野がフォアとカウンターショットで出だしを決める。その後、東京アートは吉村のフォアフリックから3連続得点で振出しに戻すが、日野自動車はタイムアウトで作戦を確認した後、チキータなどで4連続得点をするなど、このゲーム6-11で日野自動車がゲームを奪取し、1-1のタイに戻す。

第3ゲームになり、東京アートは立ち上がりこそ日野自動車ペアに先行を許したが、吉村のフォアドライブを皮切りに6連続得点で逆転に成功。終盤に2点を失うが、最後は吉村のフォアハンドドライブが炸裂し、11-6で東京アートペアが制して、ゲームカウント2-1で日野自動車ペアを下した。

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「ダブルスもできる所をアピールしていきたい」

吉村和弘

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吉村はこの日、東京アートとして最初の試合を迎えていた。これまで愛知工業大学の一員として日本リーグには出場していたが、大学時代に比べて「気持ちの入り方に大きな差があった」と認める。

東京アートは、5月12日から17日まで、千葉県九十九里浜で合宿を組んでいた。吉村も「東京アートのメンバーと長い間練習をしたのは、この合宿が初めて。仲は良いので、ある程度わかっているが、一緒に練習することでより深まることができた」と合宿の成果を強調した。

Tリーグ岡山リベッツ在籍時では、シングルスのみの出場だった。シングルスは8勝7敗。特に張本智和とのヴィクトリーマッチを勝利したシーンは圧巻だった。Tリーグなどで実績を評価された吉村は、先日の世界選手権にも出場を果たしている。

「オリンピックを目指している」と吉村は目標をこう話す。オリンピックの出場枠は3人なので、ダブルスでも力があるところを見せておかないといけない。

この日、村井とのシングルスは圧巻の戦いぶりをみせたが、坪井とペアを組んだダブルスでは、少し危ない場面もあった。「ダブルスは、練習が浅いし実戦も初めてに近いので、最初は苦しい試合になるとわかっていた。そんな中でも第1ゲームで逆転勝ちできたのは大きかい。坪井も緊張していて、坪井らしいプレーが出来ていなかった」と話す。

吉村は、今年行われた世界選手権日本代表に選ばれた。しかし、オリンピックとなるとダブルスで勝てる選手にならないといけない。「自分としては、日本代表の誰かとダブルスを組める機会が欲しい。東京アートしても、ダブルスに出場しているので、日本卓球協会にはダブルスもできる所をアピールしていきたい」と来夏の代表入りに意欲をみせた。

東京アートの一員として、まずまずのスタートを切った吉村は、チームを優勝に導くためにも、ダブルスの強化をしっかりやっていきたいところだ。

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