【Tリーグ】岡山森薗政崇が落ち着いたコート捌きでチームの勝利に貢献

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Tリーグ取材記事
©T.LEAGUE
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文 マンティー・チダ

Tリーグ岡山リベッツ(以下 岡山)は21日、アウェイでT.T彩たま(以下 彩たま)と対戦。

シングルスとダブルス、2マッチに出場した#45森薗政崇(岡山)が2勝するなど、マッチカウント3-1で岡山が彩たまを下した。

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森薗政崇が単複2勝で勝利に貢献

#94町飛鳥とのペアでダブルスを勝利した森薗は、第3マッチのシングルスに登場。

相手は先日開催された全日本選手権準々決勝で顔を合わせた#19英田理志(彩たま)だった。

森薗は第1ゲーム、カットマンの英田に強打を決められるなど、終始追いかける展開だったが、強打と緩いボールを織り交ぜたラリーで英田に喰らいつくと、6-8からフォアドライブが炸裂し9-8と逆転する。

9-9から彩たまベンチにタイムアウトをコールされて、9-10と先にゲームポイントを奪われるが、コースを突いたフォアドライブで再逆転して先制に成功。

第2ゲームも獲得して優位に試合を進める森薗だったが、第3、第4ゲームと英田の強気な攻めに屈し、ゲームカウント2-2とされて第5ゲームを迎える。

6-6から始まる第5ゲーム。出だしから森薗はフォアドライブとロングサーブで先手を奪ったが、会田に7-10から3連続で得点されて10-10とデュースに持ち込まれる。

追い付かれた形の森薗だったが、冷静にバックブロックでマッチポイントを奪うと、最後はフォアドライブが決まり試合終了。フルゲームの末に森薗がこのマッチを制した。

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落ち着いたコート捌きで英田に勝利、岡山白神監督も森薗の成長を認める

この日は彩たまのホームゲームとして、朝霞市総合体育館で行われ、Tリーグとしても今季初の有観客試合だった。

「アウェイゲームでしたが、リベッツの応援も多くて勝つぞという気持ちでした」と森薗は試合に臨んでいた。

やはり全日本選手権で準優勝となったことによる自信から、この日の結果へ結びついたようである。

その自信は落ち着いたコート捌きとなって表れ、それを実感させられた場面が2か所あった。

まずは第2ゲームの11点目を決めた場面。力で押し込むのが森薗の持ち味であるが、打ち合いの中で森薗はネット際に緩いボールを落とすという意表突くショットを見せてくれた。

もうひとつは第3ゲーム、3-4から英田のサーブをレシーブするシーン。これまではチキータ1発で仕留めようとしていたが、森薗はチキータをコースへしっかりと打ち込んで相手のレシーブが甘くなったところを、フォアドライブで打つという2段構えで勝負をしていたのだ。

戦況を見守っていた、岡山白神宏佑監督は「ダブルスの試合を見ていて、冷静だとわかりましたし、精神的にも落ち着いていました」と森薗の成長を認める。「最後は『気持ち』と言ってください」と森薗から頼まれていたことも明かしてくれた。

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声の出し方には気を付けていた

結果を出した森薗に対して、あえてこのような質問を投げかけてみた。

「コロナ渦の試合において、声の出し方についてはどのように考えていましたか」

森薗は試合中、声を出しながら自分の気持ちを高めていく選手だ。

森薗と同様に声を出しながら、気持ちを奮い立たせる選手の代表格として、張本智和(木下G)らが挙げられる。

先日の全日本選手権では、張本が審判から声の出し方について注意を受けていた。

Tリーグでは、全日本選手権のように大声を出すことが禁じられていなかったため、注意を受けることは無かったようだ。

「声については気を付けていた」と森薗は第1ゲーム、第2ゲームと声のトーンを控え目にしていたが、英田に2ゲームを返されている間や第5ゲームでは、ポイントが入ると大きな声で自分を奮い立たせていく。

「試合になるとどうしても抑えきれない。声については審判から指摘が無かったので、問題ないという意識でした」

大会ごとで声の出し方を考えながらも、自分の中でしっかり気持ちを持つことは重要である。

その中で森薗は、声のことを気にしつつ、準備してきた卓球をやり切った。

緩急を織り交ぜながら、気持ちを強く持ち続ければ、森薗の卓球はまだまだ進化するはずだ。

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